ヨーロッパで3000年以上前から現在まで使われている漆喰とは?



住まいを快適にするスイス漆喰
雄大なアルプスの山々が育んだスイス漆喰は、住まいを快適にし住む人の気持ちまでも癒してきた伝統の素材です。スイス漆喰は天然成分100%でありながら、素材のもつ優れた性能により古代から現在まで愛され続けてきました。Ph12.4の強アルカリ性がカビの発生を抑え、嫌な臭いの成分である有機物を分解し、吸放湿性に優れ湿気をコントロールして過ごしやすい室内をつくります。



スイス漆喰は100年の耐久性があります。
スイス漆喰の主成分である「石灰」。元々の由来は貝殻・サンゴやプランクトン等の生物起源にあります。それが長い時間をかけ堆積し、地層を作り隆起したものです。従って石灰岩が採掘される場所は大昔は「海」だったということになります。採掘された石灰石を950℃の低温焼成すると生石灰になります。そこに水を加え3カ月熟成させることで、消石灰「スイス漆喰」の原料となります。水分の蒸発と大気中の二酸化酸素を吸収することで、元の石灰(大理石と同じ炭酸カルシウム)に戻っていきます。1トンの漆喰は乾燥のプロセスで600kgもの二酸化炭素を吸着し元の石灰石へと還っていくのです。スイス漆喰は住宅に100年の耐久性があるのも道理です。 漆喰のもつ“力”だけを利用した、外壁にもお使い頂ける高い硬化性が産まれるのです。
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